英会話における正しさについて

「英会話とは、常に正しく話さなければならない!」
そんなふうに考えていないでしょうか。しかし、その必要はありません。
私たち日本人も、常に正しい日本語を使えているかといえば、そうではありませんよね。
では英会話において、相手に伝えるために追求すべき正しさとは、どういったものでしょうか。
実はたった3つのポイントを押さえるだけで、英語を正しく伝えることができるのです。
Piece of cake公式無料レッスン受講
Contents
ポイント1:発音
1つ目は「発音」です。
日本人にとっては同じ発音に聞こえても、ネイティブの人からすれば、全く違った言葉になる例が多々あります。
その代表例が「right」と「light」です。
カタカナ読みすれば「ライト」ですが、英語読みする場合は、「r」と「l」の発音の違いを明確にしなければなりません。
日本人にとっては、普段扱う日本語の発音からかけ離れた発音になるので、苦手意識を持っている人も多いと思いますが、これを乗り越えなければ正しい英語を身に付けることはできないのです。
ポイント2:シチュエーション
2つ目は「状況(シチュエーション)」です。
相手の質問に対して、状況を読み取って返答しなければ、うまく伝わらないことがあります。
これは分かりやすいように日本語で例えてみましょう。
「あなたの車はどこにありますか?」
と尋ねられて、最も適した回答は、
「駅の駐車場にあります。」
といった具体的な場所を答えると思います。
しかしこの問いに対して、
「北です」や「車は工場で作られました」
といった的外れな回答では、相手の質問に対して答えになっていませんよね。
状況(シチュエーション)を読み取るとは、相手の要求の本質に気づくことなのです。
ポイント3:単語
3つ目は「単語」です。
英語には同じ意味でも、使い方が異なる単語が多々あります。
例えば「正しい」という単語には、「correct」「right」「accurate」「true」の4つが存在します。
どれも「正しい」という和訳にはなっていますが、厳密にはニュアンスに違いがあり、会話や文章で使用する際には使い分けが必要なのです。
例えば「correct」は「正確な」という意味での正しさであり、「right」は「正当な」という意味での正しさになります。
使い方を誤れば不自然な英語になるので、混同しないよう区別して使い分けていかねばならないのです。
Piece of cake公式無料レッスン受講